むち打ちとは
むち打ち損傷とは、自動車などによる交通事故の追突やラグビーやアメリカンフットボールなどのスポーツで急な衝突をした際に、首がむちのようにしなることの総称です。
交通事故などによって首に強い衝撃が加わりことにより、首周辺の組織(筋肉・靭帯・神経)に、強い外力が加わり損傷します。
このようにむち打ち損傷は、首を痛めるため頸椎捻挫や外傷性頸部症候群と呼ばれています。
交通事故に遭われた方はこちらをご覧ください⇒当院の交通事故治療について
【症状】
首の痛みやコリ・頭痛・動かせない・吐き気・嘔吐・しびれ・握力の低下・耳なり・脱力感などさまざまな症状が現れます。
また、むち打ちが発生した日には突然の出来事で緊張や興奮状態にあることが多く、発生してから数日は痛みなどの症状が出ないことがあります。
数日後、徐々に痛みとして現れるため関連性がわからず放置してしまっている方が多い為、交通事故に遭われた時には注意が必要です。
当院のアプローチ
損傷直後の急性期には、手技などの施術よりも痛みの緩和を目的に電気や鍼灸施術を行います。
痛めたところに炎症が起きていればアイシングを行い、その後温めていきます。
痛みが強く動かすことが困難な場合には、頸椎カラーと呼ばれる首を安定させる固定を行い日常生活を出来る限り安静にしてもらいます。
症状によっての対処方法
先ほどお伝えしましたが、首を動かして痛みが強い場合には、頭の重さが約4~5㎏あると言われており首に大きな負担になるため、 頸椎カラーを常に着用して安定をさせて首にかかる負担を軽減させます。
その後
練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院では、交通事故に遭われた方は、近隣の整形外科さんと併用して通っています。整形外科の先生にお身体の状態を定期的にみていただきながら、ストレッチや運動療法、関節可動域訓練を行い、 痛める前に状態に戻れるようにします。