テニス肘や野球肘、ゴルフ肘の治し方!概要も合わせて解説!
みなさんは、テニス肘や野球肘、ゴルフ肘というものを聞いたことはありますか?
実は、これらは正式名称ではなく、テニスや野球、ごるふなどをプレーしている最中に起こりやすい肘周りのケガの通称なのです。
これらのケガは、必ずしもそのスポーツだけで起こるわけではなく、日常生活の動作での起こしてしまうことがあります。
むしろテニス肘に関しては、日常生活で起こるケガの中でも特に多い疾患のひとつです。
今回は、テニス肘や野球肘、ゴルフ肘がそれぞれどのようなケガなのか、そしてどのように治療すれば良くなるのかについて詳しく解説します。
普段からスポーツをしている、日常生活動作で肘を痛めてしまったことがあるという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
テニス肘・野球肘・ゴルフ肘の概要
まずは、上記の3つの疾患がそれぞれどのようなものなのかについて詳しく解説します。
テニス肘
テニス肘とは、肘の外側に痛みが出る疾患の総称です。
肘の外側には、肘や手首を伸ばす際に使う筋肉が付着しており、それらの筋肉を反復して使うことで筋肉の柔軟性が失われ、硬くなった筋肉が骨の付着部を牽引することで痛みが発生します。
正式には外側上顆炎と呼び、テニスのバックハンドストロークの多用により発生しやすいことから名付けられました。
しかし、料理や掃除などの家事、そしてパソコン作業によっても起こることから、肘周辺の疾患では最も多い疾患の1つとして知られています。
野球肘
野球肘には大きく分けて3つの型があり、肘の内側にある靭帯を損傷してしまう内側型、肘の外側の軟部組織を損傷してしまう外側型、肘の後方の骨を疲労骨折してしまう後方型があります。
ピッチャーの投球動作など、肘に負担がかかる動作全般で起こりうる疾患で、投げ過ぎが主な原因となります。
ゴルフ肘
ゴルフ肘とは、肘の内側の骨の部分に痛みが出る疾患です。
テニス肘の内側バージョンというとわかりやすいかと思いますが、ゴルフクラブを強く握るゴルフでは、手首、肘を曲げるために使う筋肉を多用します。
そうすることで肘の内側に負担が蓄積し、やがて痛みを引き起こします。
ゴルフ以外でも、強く手を握ったり、手首を曲げたりする動作が多い方は、ゴルフ肘になりやすいといえます。
テニス肘、野球肘、ゴルフ肘の治し方
テニス肘、野球肘、ゴルフ肘はそれぞれ痛みの出る場所は異なるため、当然原因となる筋肉も異なります。
しかし、野球肘の後方型を除けば、どれも靭帯や腱に痛みが出ており、原因は筋肉であるという共通点があります。
以下では、そんなテニス肘や野球肘、ゴルフ肘を治すための方法を3つ紹介します。
患部の炎症を落ち着かせる
テニス肘や野球肘、ゴルフ肘を治すために必要なこととして1番はじめに挙げられるのは、患部の炎症を落ち着かせるという点です。
これらのケガの場合、根本的な原因は腕の張りや肩甲骨の可動域など、腕以外に原因があることがほとんどです。
しかし、痛みが出ている患部を放置したままでは、一向に痛みは除去できません。
アイシング、電気治療、テーピングなど、状態によって適切な処置を施すことで、患部の痛みは除去することが可能です。
腕まわりの筋肉のマッサージ
テニス肘や野球肘、ゴルフ肘の慢性期にになると、炎症はある程度落ち着きます。
しかし、患部に付着している筋肉の緊張が強いままでは、手首や肘の曲げ伸ばしをした際や、物を掴んだり引いたりした際の痛みは残ってしまいます。
そのような場合、肘の外側や内側の筋肉をマッサージ、ストレッチすることで痛みが改善することが多いでしょう。
テニス肘や野球肘、ゴルフ肘を治すのであれば、腕周りの筋肉をしっかりとマッサージしてあげましょう。
根本となる原因を除去
テニス肘や野球肘、ゴルフ肘を根本的に治すには『姿勢』や『体の使い方』など、患部以外に着目する必要があります。
猫背などの不良姿勢になると、肩甲骨は外に流れ、巻き肩のようになってしまいます。
猫背や巻き肩の状態では肩甲骨は正常に可動せず、腕や手首などで庇って動かす癖がついてしまい、その状態が続くことで肘を痛めてしまいます。
平和台スポーツ接骨院での肘痛の治療の特徴
最後に、平和台スポーツ接骨院で行っているテニス肘、野球肘、ゴルフ肘の治療の特徴を3つ紹介します。
スポーツ外傷で困っている方はぜひ参考にしてください。
最新の医療機器で短期間で痛みを取ることが可能
当院では、ES5000という電気治療器を使用して治療を行います。
立体動態波、ハイボルテージといった数種類の電気を症状に合わせて使用することで、的確に治療することが可能です。
組織の修復を早めることができるので、結果として最短ルートで炎症を落ち着かせることができるのです。
再発防止にフォーカスした治療を提案
テニス肘、野球肘、ゴルフ肘では、筋肉や靭帯に炎症が起き、痛みが生じると紹介しました。
当然、患部の炎症を落ち着かせれば、痛みは0になります。
しかし、肘に炎症が起きた元となる原因を改善しない限り、スポーツを続けている以上再発の可能性は通常よりも高くなってしまいます。
当院では、問診や検査を入念に行い、再発しないためにはどのような状態にしたら良いか、という点にフォーカスします。
再発防止も含めた治療プランを患者様と共有し、経過を見ながら修正して完治を目指します。
自宅でのケア方法も提案
当院では、最新の医療機器を用いて最速で痛みを取ることが可能です。
しかし、自宅でのセルフケアやストレッチは不可欠で、さらに早く痛みを取ることにもつながります。
そのため、自宅でも患者様が1人でできるようなストレッチ、エクササイズをレクチャーし、通院が終了した後もケアできるような環境を整えています。
まとめ
今回は、テニス肘や野球肘、ゴルフ肘について詳しく解説しましたが参考になりましたか?
これらケガはスポーツ現場ではもちろん、日常生活でも十分に起こりうる疾患です。
再発させることなく、しっかり早めに治したいという方は、ぜひ一度当院へ足を運んでみてください。