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2025年3月27日

膝の前が痛いジャンパー膝を治すための5つのポイントを詳しく解説

みなさんは、『ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)』という言葉を聞いたことはありますか?

 

スポーツをしていない方にとってはあまり聞き慣れないかもしれませんが、実はスポーツ現場においては多い頻度で発生する膝のケガのひとつなんです。

 

今回は、そんなジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)について詳しく解説します。

膝に前に痛みがあるという方は、もしかしたらジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の可能性がありますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ジャンパー膝とは|平和台スポーツ接骨院

スポーツをして膝の前が痛いジャンパー膝

はじめに、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)とは一体なんなのか、どのような症状なのかについて詳しく解説します。

正式には『膝蓋腱炎や膝蓋靭帯炎』

実は、ジャンパー膝とは正式な疾患名ではなく、俗称です。

正式には膝蓋腱炎(膝蓋靭帯炎)といい、文字通り膝蓋腱に炎症が起きてしまうケガです。

 

膝を構成している膝蓋骨(膝のお皿)と脛骨(スネの骨)を繋いでいる膝蓋腱という腱が、繰り返しのストレスによって炎症を起こしてしまいます。

膝を曲げると激痛

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の主な症状は、膝を曲げた時の痛みです。

スポーツ中のダッシュやジャンプ動作では、過度な負担のかかった状態で膝の曲げ伸ばしを行うため、非常に強い痛みを発生させます。

 

また、日常生活においても、階段の昇降時には体重がかかるため、手すりにつかまらないと昇ったり降りたりができないという方もいます。

 

重症のケースでは、歩いているだけでも膝が痛いという方もいらっしゃいます。

ジャンパー膝の原因は〇〇

ジャンパー膝で膝の曲げ伸ばしが痛い選手

次に、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の原因について詳しく解説します。

結論から申し上げますと、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の原因は太ももの柔軟性低下です。

 

他にも、お尻周りの筋力不足や、ふくらはぎの柔軟性などさまざまありますが、圧倒的に太ももの筋肉の柔軟性がジャンパー膝には直結します。

 

上記で説明した通り、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)は膝蓋腱という腱の炎症です。

実は膝蓋腱は、太ももの前に位置する大腿四頭筋という大きな筋肉と繋がっています。

 

その大腿四頭筋の柔軟性がなくなることで膝蓋腱への負担が増大してしまい、膝の曲げ伸ばしを伴う動きをするたびに膝蓋腱への負担がかかり、やがて炎症を起こします。

ジャンパー膝治療の5つのポイント

膝の痛みで練馬区の平和台スポーツ接骨院で治療する男性

最後に、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)を治すために意識しておいてほしい5つのポイントを紹介します。

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)を1日でも早く治し、膝の痛みなくスポーツに復帰したいと考えている方は、ぜひ5つ全てを意識してみてください。

運動後のアイシングの徹底

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の症状を長引かせないために、運動直後のアイシングは徹底しましょう。

 

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の場合、絶対に運動を中止しなければならないわけではないため、多少膝に痛みがあっても運動することは可能です。

 

しかし、そのまま放置してしまうと症状は悪化してしまう可能性があるため、炎症を長引かせないためにもアイシングは必要です。

欠かさず毎日ストレッチ

どのようなケガでも同じですが、毎日欠かさずにストレッチすることはとても重要です。

特にジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)は、大腿四頭筋の柔軟性が痛みに直結してくるため、大腿四頭筋の柔軟性が上がらないとケガは再発してしまいます。

患部へのケアを怠らない

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の治療では、上記のように大腿四頭筋のケアを中心に行います。

しかし、実際に膝の痛みがある箇所は大腿四頭筋ではなく膝蓋腱ですので、膝蓋腱へのアプローチを忘れてはいけません。

 

膝蓋腱へのアプローチはマッサージやストレッチではなく、電気治療や超音波治療が望ましいでしょう。

可能な範囲で安静を保つ

やろうと思えば運動が可能なジャンパー膝ですが、可能な限りで安静を保つことが、1日でも早く痛みを取るための最善策です。

炎症を落ち着かせるには、当然ですが患部を安静に保った方が治りは早いです。

 

どうしても運動しなくてはならないという場合は、サポーターやテーピングを装着し、可能な限り患部を安静に保ちましょう。

専門家による治療を受ける

上記では、自分でも行うことができるケア方法を4つ紹介しました。

しかし、接骨院や整骨院などへ治療を受けに行くことができるのであれば、治療を受けに行くことがベストな選択です。

 

なぜなら、接骨院や整骨院には柔道整復師がおり、専門家による問診〜検査〜治療〜アフターケアまで全て受けることができるからです。

時間とお金が必要になりますが、1日でも早く治したいという方にはおすすめです。

まとめ|平和台スポーツ接骨院

ジャンパー膝の膝の痛みを治療する平和台のスポーツ整骨院

今回は、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の症状や原因、治すときに意識したいポイントについて詳しく解説しましたが参考になりましたか?

 

サッカーやバスケ、バレーなど、ダッシュやジャンプが多いスポーツはもちろん、マラソンランナーなどにも頻発するジャンパー膝は、治し方を知っておいて損はありません。

 

練馬区の平和台スポーツ接骨院・整体院では、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)の治療はもちろん、その他膝の痛みに対してのリハビリも行っています。

 

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)で悩んでいるという方は、ぜひ一度当整骨院へお越しください。

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