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2024年7月8日

足の付け根が痛い!股関節の痛みの原因とは?詳しく解説!

こんにちは。練馬区の平和台スポーツ接骨院・整体院です。

 

みなさんは、股関節の痛みで悩んだことはありますか?

 

バスケットボールや野球、陸上競技やサッカーで、ジャンプやダッシュを繰り返すような激しいスポーツをしている方は、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

 

また、股関節の痛みはスポーツ選手じゃない人にも起こることがあります。

 

股関節に痛みが出てしまうと、走ったりジャンプをしたりして痛みを感じたり、歩くことも困難で辛い思いをしている人もいます。

 

今回は、股関節の痛みの原因や治し方について詳しく解説します。

 

股関節の痛みとは?詳しく解説

股関節の痛みで悩む女性

 

まずはじめに、股関節の痛みの場所や痛みの特徴について詳しく解説します。

 

股関節の痛みの場所

 

股関節の痛み、といっても、痛みの出る場所はさまざまです。

 

「これも股関節の痛みだったんだ!」といったこともありますので、痛みの場所がよくわからないという方はぜひチェックしてみてください。

 

  • 足の付け根が痛い
  • 腰骨(腸骨)の外側あたりが痛い
  • お尻が痛い
  • 太ももの内側の上の方が痛い
  • 腰の少し下あたりが痛い

 

上記のように股関節が痛い人は、同じ場所でなくいろいろなところに痛みを感じたりします。

 

股関節の痛みの原因

 

次に、股関節の痛みの原因について解説します。

 

股関節の痛みの原因は、主に以下のようなことが考えられます。

 

関節の炎症

 

股関節の痛みの原因として1番多くみられる原因が、関節に炎症が起きている場合です。

 

ダッシュやジャンプを繰り返すような激しいスポーツや、長距離のランニングやウォーキングなどで長い時間、股関節を過剰に動かしすぎてしまうと、股関節の関節部である骨盤の骨と大腿骨(太ももの骨)との間で摩擦で炎症を起こして痛みになります。

 

加齢・老化

 

加齢や老化で股関節の痛みを発生させる原因として考えられています。

 

年を取ると筋肉の低下などで、関節に負担がかかり身体のさまざまな機能が低下します。

 

歩いたり、走ったりした時に股関節にかかる衝撃や負担を和らげるためのクッション材の役割をしている軟骨の柔軟性も、年々乏しくなります。

 

このように関節が柔くなっている時に、股関節の曲げ伸ばしを繰り返していると、徐々に子関節の軟骨がすり減り負担がかかり痛みになります。

運動不足

 

股関節の痛みは、運動不足によっても引き起こされます。

 

日常的にあまり動かしていない関節や筋肉はやがて硬くなり、動きが鈍くなってしまい可動域が狭まります。

 

内科的な疾患

 

内科的な疾患がある場合も股関節の痛みの原因として挙げられます。

 

腰椎椎間板ヘルニアなどの坐骨神経痛では、股関節周囲の筋肉に強い痛みや痺れが発生することがあります。

また、細菌感染によっても子関節に痛みを発生させる場合もあります。

 

上記で紹介したような使い過ぎによる股関節の炎症、加齢や老化、運動不足に当てはまらない場合には、このような内科的な疾患を疑うべきでしょう。

 

股関節の痛みの種類

 

股関節の痛みの種類について解説します。

 

股関節の痛みにはさまざまな種類がありますが、主に以下の4つであることが多いです。

 

変形性股関節症

 

変形性股関節症とは、なんらかの理由によって骨盤と大腿骨との間にある軟骨がすり減り、周りにある筋肉や靭帯などが変形してしまうことによって痛みや違和感を引き起こす疾患です。

 

股関節の痛みの8割以上はこの変形性股関節症だと言われているくらい、発生頻度の高い疾患となっています。

 

また、変形性股関節症は生まれつきの股関節形成不全によっても引き起こされ、男性よりも女性に多く発生するという特徴もあります。

 

リウマチ性股関節症

 

自己免疫疾患である関節リウマチですが、それが股関節に及ぶものがリウマチ性股関節症です。

 

関節リウマチと聞くと、みなさんは手の指などをイメージするのではないかと思いますが、症状が進行していくにつれ、股関節のような大きな関節にも症状が移ってしまうのが関節リウマチなのです。

 

大腿骨頭壊死

 

高齢者の場合、大腿骨頭壊死も視野に入れなければなりません。

 

大腿骨頭壊死は、なんらかの理由によって大腿骨頭への血流が遮断され、十分な栄養が行き届かなくなってしまうことによって骨頭が壊死する疾患です。

 

初期症状は股関節の軽い痛み程度ですが、進行するにつれて歩行が困難になり、やがて寝たきりになってしまうという方もいます。

 

高齢者が引き起こす骨折の中でもダントツで頻度の高いこの骨折は、転倒することで発生すると言われています。

 

大腿骨頸部骨折は、骨が完全に癒合するまでの期間も長く、不全骨折でも予後を考えてほとんどの場合が手術適用となります。

 

股関節の痛みの治し方!3つ紹介

股関節 痛み

 

上記では、股関節の痛みの種類や原因を詳しく解説しました。

 

股関節の痛みは、スポーツ選手や、若年層から高齢者まで、幅広い世代に起こる可能性のある厄介な痛みです。

 

そんな股関節の痛みを治すには何をすれば良いのでしょうか。

 

気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

 

マッサージやストレッチ

 

股関節の痛みを治すには、マッサージやストレッチが大変有効です。

 

平和台スポーツ接骨院・整体院でも、マッサージやストレッチ、整体などをしています。

マッサージをすることで筋肉に緊張が緩和されます。

ストレッチをすることで筋肉や関節の柔軟性が良くなり血流の促進効果もあります。

また、ストレッチやマッサージ、整体などしても1回では、一時的な効果は出ますが時間が経つにつれて症状が戻りやすいので継続して行うことをオススメします。

 

運動

 

マッサージやストレッチと同じく、運動をすることも股関節の痛みに対するケアとしては非常に有効です。

 

ランニングやウォーキングをすることで、適度な負荷がかかり、可動域アップや筋力アップが見込めます。

 

しかし、股関節の痛みを我慢しての運動や股関節に過度な負荷をかけての運動は絶対にやめましょう。

 

手術・薬物療法

 

マッサージやストレッチ、運動で痛みが改善されない場合、整形外科や病院の医師による手術や薬物療法によって症状が改善される可能性もあります。

 

特に大腿骨頸部骨折や重度の変形性股関節症などは、なるべく早期に手術をすれば予後良好といったことも少なくないので、まずは整形外科などの専門家に相談すると良いでしょう。

 

まとめ

 

股関節の痛みの原因や治し方について詳しく解説しましたが、参考になりましたか?

 

股関節は歩く時、しゃがむときなど体を動かる時に負担のかかる関節であり、日常生活には欠かせません。

 

股関節に痛みがあると、運動はもちろんのこと、家事や仕事などにも支障をきたしてしまいます。

 

股関節の痛みを長引かせないためにも、今回紹介したような治し方を参考にしていただき、適切な処置をしていただけたら幸いです。

 

練馬区の平和台スポーツ接骨院・整体院では、変形性股関節症を中心とした股関節の痛みの治療も行なっています。

 

何かお困りのことがありましたら、ぜひ一度お問い合わせください。