こんにちは。
みなさんは、スポーツや日常生活で足首を捻挫してしまったことはありますか?
よく聞くのは「折れてなくてよかったね!」や「捻挫なら大丈夫」など、骨折ではなく捻挫でよかった、といったニュアンスの言葉です。
しかし、場合によっては骨折よりも捻挫の方が治療期間が長かったり、痛みが強かったりと、全然軽視できないとてもやっかいな怪我なのです。
そこで今回は、捻挫の症状や治し方、おすすめの対処法について詳しく解説します。
捻挫の基礎知識
まずはじめに、捻挫とはいったいどのような怪我なのかについて詳しく解説します。
捻挫とは
捻挫とは、関節がその許容範囲を超えた動きをしてしまった時に起こる怪我のことをいいます。
肩関節や肘関節など、関節には全て捻挫の可能性がありますが、圧倒的に頻度が高いのが足関節(足首)です。
捻挫の原因
サッカーやバスケットボールなどの競技で起こることが多いですが、段差や物に躓いて日常生活でも起こることもあります。
足関節は、人間の関節の中でも比較的可動域の大きい関節のため、多くの靭帯によって保護されています。
しかし、階段に躓いて足首を捻ったり、ランニング中にバランスを崩して足首を捻ったりしてしまうと、靭帯が過度に伸ばされてしまい、靭帯が部分的に断裂します。
捻挫の症状
捻挫の主な症状は『痛み』です。
- 安静時でも痛い
- 走ると痛い
- 歩くと痛い
捻挫の痛みは程度によって異なり、上記のような症状を訴える方がほとんどです。
上から順に重症となっており、軽度であれば歩くと痛い程度ですが、重症の場合は安静にしていても強い痛みを発生させます。
患部を押した時に痛みの出る圧痛があるのも捻挫の特徴で、部分的に断裂している靭帯を押すと痛みます。
また、患部に内出血が起こり赤や黒っぽく変色し、腫れるためくるぶしが大きくなったような見た目を呈します。
早く治す!おすすめの捻挫の治し方を紹介!
運動部に所属している学生の方やスポーツをしている社会人の方などは、1日でも早く捻挫を治して競技に復帰したいと考えますよね。
そんな方たちはぜひ以下の記事を読んでみてください。
当院でも行っている捻挫のおすすめの治療法を詳しく紹介します。
①超音波治療
体内に超音波を照射し、捻挫の治癒を早めてくれるのが超音波治療です。
捻挫の場合、患部をマッサージすれば治癒が早まるというわけではなく、むしろそれは逆効果です。
では、治るまで放置しておけば良いのでしょうか。
それでは治るまでに数ヶ月かかってしまいますし、しっかり治さなければ再発のリスクも高まります。
できるだけ毎日超音波治療を行うことで、復帰までのスピードを大幅に短縮することが可能です。
②立体動態波・ハイボルト治療
捻挫治療の最大のポイントはこの立体動態波やハイボルトといった中周波の電気治療器です。
立体動態波とは、通常の中周波が3つの場所から、それぞれが交わるように流れることで従来よりも深部まで電気を流すことができる、とても画期的な電気です。
この立体動態波を患部へ流すことで確実に患部まで電気を流すことができるため、早期に損傷部位を回復させることが可能です。
モードを変えれば慢性的な肩こりや腰痛にも使うことができるため、症状によって使い分けることもできます。
③固定(包帯・テーピング・サポーター)
超音波や電気治療を行うことも大切ですが、しっかりと固定するということも忘れてはいけません。
靭帯を部分断裂してしまっている損傷部位は、なるべく関節が動かないように固定し、腫れを引かせるために圧迫をしなければならないのです。
そのためには、基本的には包帯で数日から数週間固定をし、徐々に固定力を弱めていく必要があります。
固定の方法としては包帯のほかにテーピングやサポーターなどがありますが、その中でも一番固定力が強いのが包帯であり、テーピングやサポーターは固定力は弱めです。
重症の場合や、軽症であっても捻挫の初期では必ずといっていいほど包帯固定をすることをおすすめします。
動かした時の痛みが減ってきたり、どうしても運動をしなければいけないときなどはテーピングやサポーターを使用すると良いでしょう。
捻挫になったら迷わず接骨院へ行こう!
最後に、捻挫になってしまったらどうしたら良いのかについて詳しく解説します。
足首を捻挫してしまった場合、ズバリ『接骨院に受診して治す』ことが復帰への最短ルートです。
中には病院に行って治療を受けたり、自宅で独学や放置をして治るのを待つという方、捻挫しているけどそのまま競技を続けてしまう方などがいらっしゃると思います。
捻挫の治療法はたくさんありますし、その中でどれを選択するかはその方次第ではありますが、早く競技に復帰したいという方、再発リスクを減らしたいという方は、ぜひ接骨院で治療を受けてください。
病院を受診すれば、痛み止めの飲み薬や湿布薬を処方してもらえるでしょうが、それは対症療法であり、その場の痛みをしのぐだけで回復を早めてくれるわけではありません。
また、捻挫は程度によって治療が異なるため、自分の判断でさまざまなことをするのは返って回復を遅らせてしまう可能性もあります。
当接骨院など、接骨院であればしっかりと問診などの検査を行った上で治療をすすめるため、その時の症状に合った最適な治療を提供することが可能です。
また、復帰時期をヒアリングしそこから逆算して治療プランを立てるため、計画的に競技に復帰することも可能です。
痛みが取れたあとは、その場で治療を終了する方もいれば、再発のリスクを減らしたいとの理由でリハビリを受ける方もいらっしゃいます。
以上のことから、足首の捻挫をしてしまったという方は接骨院で治療を受けることをおすすめします。
まとめ
捻挫の基礎知識や早く治すための方法を解説しましたが、参考になりましたか?
足首の捻挫は軽視されがちですが、放っておくと症状が長引いたり、再発のリスクが高まったりと良いことは1つもありません。
適切な治療をすることで競技への復帰は確実に早まりますし、以後このようなことがなくなるよう対策をすることも可能です。
練馬区の平和台スポーツ接骨院では、足首はもちろん、スポーツや日常生活で起こったさまざまな捻挫の治療を行ってきました。
患者様の希望に沿った最適な治療をご提供できるはずですので、何かお困りのことがあればまずはお気軽にお問い合わせください。