こんにちは!
練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院です。
突然ですがみなさんは『シンスプリント』というワードを聞いたことはありますか?
シンスプリントとは、ランニングや球技など、激しいスポーツを行うアスリートの方に起こりやすいケガのひとつです。
今回は、そんなシンスプリントについてご紹介していきます。
「スネが痛い」「走った後に足がズキズキする」などといった方は、ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね。
シンスプリントとは?
はじめに、シンスプリントとはどのようなケガなのかについてご紹介していきます。
シンスプリントとは、足の『脛(スネ)の内側のやや下の方』に痛みが出現することの多いケガです。
冒頭でもご紹介したとおり、シンスプリントはランニングやターン、ダッシュの多い激しいコンタクトスポーツを行っている方や、長距離走るマラソンランナーの方などに多くみられます。
しばしば成長痛と間違われやすく『放っておけば治るだろう』と症状を軽視してしまう方がいらっしゃいますが、そうではないため注意が必要です。
シンスプリントの原因
スポーツを行っている方に多く発生しがちなシンスプリントですが、具体的には以下のような原因で発生するケースが多くみられます。
- 過度な負荷のかかった運動
- ランニングフォーム
- 扁平足
- 筋力不足
- 柔軟性の低下
ほとんどのシンスプリントが上記の5つの原因によって引き起こされます。
特に、筋力不足や柔軟性の低下による影響は非常に大きいです。
シンスプリントの主な症状
次に、シンスプリントの主な症状についてご紹介していきます。
シンスプリントになってしまった場合、以下の症状が出現することがあります。
- 走った後の強い痛み
- ジャンプの際の強い痛み
- 患部を触ると痛い
- 歩行時の痛み
- ジンジンする痛み
主に、上記のような『痛み』が症状として出現する場合が多いです。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、シンスプリントの症状は運動後に発生するものであり、安静時や日常生活を送っている最中では出現することは稀(まれ)です。
そのため、運動後に強い痛みが発生しても、安静にする時間を設ければある程度の痛みは落ちつきます。
シンスプリントになってしまったら?
シンスプリントの主な症状についてご紹介しましたが、実際にシンスプリントになってしまったらどうすれば良いのでしょうか?
次にご紹介していくのは、シンスプリントになってしまった際の対処法・治療法についてです。
シンスプリントになってしまったことがあるという方、また激しい運動をしていていつかシンスプリントになってしまうのではないかと心配している方は、ぜひチェックしてみてください。
整骨院や病院へ行く
ご自身やご家族、知人がシンスプリントのような症状で困っていたら、はじめに整骨院や病院への受診を一番に勧めてください。
上記でご紹介したとおり、シンスプリントには運動後に症状が発生するなどの特徴があり、素人でも判断をしやすいケガではあるものの専門家の治療を受けた方が何倍も治るスピードが速いですし、治療効果も期待ができます。
また、シンスプリントはスネの骨の疲労骨折との鑑別が必要なため、できるだけ整骨院や病院を受診するようにしましょう。
自宅で応急処置
整骨院や病院へ行けないという状況の場合は、自宅でも応急処置を施すことは十分に可能です。
自宅ではあまり患部に負荷はかけないように意識し、氷嚢に氷水をいれて患部に当てましょう。氷嚢が自宅にないという方は、保冷剤や氷でも構いません。
凍傷に気をつけながら、患部のアイシングを行うことが自宅でできる応急処置としては有効です。
運動は即中止
スポーツ中、部活中に症状が出てしまうといったケースも考えられますね。
そのようなときは、まず『すぐに運動を中止する』を徹底してください。
シンスプリントの痛みは、運動中に発生し、そのまま運動を続けていても自然と治るわけではありません。
症状が出てしまったらすぐに運動を中止し、コールドスプレーや氷嚢でアイシングを行ってください。
ストレッチ&トレーニングで再発防止!
最後に、シンスプリントを再発しないためのケアについてご紹介します。
シンスプリントの再発を防ぐには、ズバリ『ストレッチ』と『トレーニング』がとても重要です。
シンスプリントになってしまう原因として、柔軟性の低下や筋力不足が挙げられます。
柔軟性を取り戻すにはストレッチやマッサージを地道に続ける以外に打開策はなく、日々のトレーニング後のケアがとても大切になります。
ふくらはぎの筋肉や太もも、足の裏の筋肉などをよく伸ばし、柔軟性を取り戻しましょう。
また、トレーニングに関してもストレッチ同様に大切です。
扁平足になってしまう方の特徴として、足の指の筋肉をうまく使えていないという理由が挙げられます。
タオルギャザーという、タオルが1枚あればどこでもできる簡単なトレーニングなどを継続的に行うことで徐々に筋力はついてきます。
今日からでもできるとても簡単なトレーニングのため、みなさんもぜひ試してみてください。
まとめ
シンスプリントの原因や治療法についてご紹介しましたが、参考になりましたか?
もしシンスプリントになってしまったら、まずは整骨院や病院などを受診し、専門家の指示に従いましょう。
自宅などでのケアも行えれば更に回復のスピードも高まり、再発防止にも繋がります。
シンスプリントについて気になっているという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
今回のシンスプリントのような症状はもちろん、お身体に不調があるという方は、ぜひ一度、
練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院へお越しください。