みなさんは『スマホ首』という言葉を聞いたことはありますか?
ここ数年でよく聞くようになった言葉ですが、実はこれは『ストレートネック』の類語なのです。
スマホの見過ぎによって姿勢が悪くなり、ストレートネックになってしまうことから、このような名前が付けられました。
そこで今回は、スマホ首(ストレートネック)について詳しく解説していきます。
スマホ首でお悩みだという方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
スマホ首になる原因
はじめに、スマホ首(ストレートネック)になってしまう原因から詳しく解説していきます。
生理的湾曲が消失
前提として、人間の背骨ははじめから曲がっています。
どのように曲がっているのかというと、首の部分では前湾、胸で後湾、腰で前湾、お尻で後湾と、ゆるやかなS字を描いているようなイメージです。
スマホ首(ストレートネック)とは、この生理的湾曲が消失してしまうことをいいます。
特に、首の前弯が消失してしまい、背骨がまっすぐになった状態をストレートネックともいい、みなさんがよく知っているスマホ首とはこのことを指しています。
周りの筋肉に負担がかかり徐々にスマホ首へ
首の背骨がまっすぐになってしまうスマホ首ですが、朝起きたら突然発症しているわけではありません。
スマホを見たり、不良姿勢が長時間続いたりすると首や肩周りの筋肉に負担がかかります。
また、生理的な湾曲が消失しつつある背骨の構造では、重い頭部を支えることができません。
それによって頭部を支えるのにも首や肩周りの筋肉を使わなければならず、さらに首への負担は増大します。
そのような生活が日常的に行われていると、徐々に背骨の湾曲は消失していき、また戻りにくくもなってしまうのです。
スマホ首の5つの症状
次に、スマホ首になってしまうとあらわれる5つの症状について詳しく解説します。
肩こり
スマホ首になると現れる症状としてまずはじめに挙げられるのが、肩こりです。
実際に、スマホ首による肩こりの症状で当整骨院へ来院していただく患者様はたくさんいらっしゃいます。
※肩こりについて⇒練馬区の平和台スポーツ接骨院の肩こり治療について
原因がスマホ首によるものだとわかっていても、日常生活でスマホを触る時間を減らしたり、スマホを触るときの姿勢をすぐに改善することは簡単ではありません。
首の動かしにくさ
スマホ首になってしまうと、首の動かしにくさの症状も現れます。
前後左右に動かしたときの可動域が極端に狭くなってしまい、日常生活に支障がでてしまうレベルで動かしにくくなってしまうでしょう。
眼精疲労
スマホ首になってしまうと現れる症状として、眼精疲労が挙げられます。
厳密には、スマホの見過ぎによって目も疲れ、同時に肩こりなどによってさらに眼精疲労を加速させる、といった感じでしょうか。
眼精疲労の状態でデスクワークやスマホを見ていると、画面が見にくくなり、前傾姿勢を取るようになってしまいます。
そうすると、さらに姿勢が悪くなり眼精疲労も悪化してしまうという悪循環に陥ってしまいます。
頭痛やめまい
スマホ首になると、頭痛やめまいを助長することにもなってしまうので注意が必要です。
スマホ首になると上記で紹介したように首のこりや肩こりがひどくなります。
つまり、首から上、頭部への血流が滞ることになってしまい、酸素不足の状態に陥ってしまいます。
うまく血液が循環できずにいると、いずれ頭痛や眩暈などの症状が現れてしまうのです。
不良姿勢
スマホ首になると、猫背などの不良姿勢をどんどん加速させてしまうことになるので注意が必要です。
まず、スマホ首の時点で不良姿勢なのですが、その状態でデスクワーク、スマホの見過ぎが続いてしまうと、背骨の後湾がどんどん強くなっていきます。
やがて亀の甲羅のような姿勢になってしまい、背骨全体が大きな後湾を描くような姿勢になってしまうのです。
一度そうなってしまった姿勢を矯正することは簡単ではありませんので、そうならないような注意が必要です。
スマホ首を治すために必要な3つのポイント
最後に、スマホ首を治すための3つのポイントを紹介します。
程度にもよりますが、今回紹介する3つのポイントを全て意識すれば、スマホ首は改善することが可能です。
スマホ首で悩んでいるという方は、ぜひチェックしてみてください。
接骨院・整体院で施術を受ける
スマホ首を治したいと考えている方は、まず接骨院や整体院を受診しましょう。
接骨院や整体院を受診すれば、今の体の状態を知れたり、実際に矯正やマッサージ、ストレッチなどの施術を受けたれたり、アフターケアの指導をしてくれたりと、スマホ首を治すために必要なことをほぼ全て行ってくれます。
時間やお金はかかってしまいますが、プロに任せることがスマホ首を治すための1番の近道だと言っても過言ではありません。
ストレッチの習慣をつける
上記では接骨院や整体院で施術を受けることがおすすめだと紹介しましたが、だからといって自宅で何もしなくて良いというわけではありません。
接骨院や整体院へ通院する場合は、ほとんどが週に1度、多くても2度ほどだと思います。
では、そのほかの5日間は何もしなくても良いのでしょうか。
スマホを見たり、デスクワークをしたり、読書をしたりする方は、おそらくほとんど毎日そのような生活をしていることでしょう。
となると、ストレッチなどのセルフケアも毎日行うことが望ましいでしょう。
整体を受けつつセルフケアも行うことで、スマホ首を治すスピードと効率を上げることができるため、非常におすすめです。
適度な運動の習慣をつける
スマホ首を治すためのポイントとしてあまり知られていませんが、適度な運動をするということが挙げられます。
これは、サッカーやバスケなどのスポーツでも、ランニングやウォーキングなど運動が苦手な方でも行うことができる軽めの運動でも構いません。
重要なことは、継続して体を動かすということと、適度に汗を流すということです。
適度な運動をすることで代謝が良くなったり、血流が良くなったり、筋力がついたりとメリットが盛りだくさんです。
スマホ首を治すための直接的な方法ではありませんが、適度な運動をしている方としていない方とでは、治るスピードは大きく異なります。
まとめ
今回は、スマホ首の症状や原因、治すための3つのポイントを詳しく解説しましたが、参考になりましたか?
数年前に比べてインターネットが普及し、生活が便利になりました。
しかし、それと比例するようにスマホ首、肩こりで悩む患者様も増えてきております。
中には、スマホ首は治らないと諦めている方もいらっしゃいますがそれは誤りです。
練馬区の平和台スポーツ接骨院・整体院では、スマホ首の根本改善の治療を提供しております。
スマホ首で悩んでいるという方は、ぜひ一度当整骨院へお越しください。
また、首の痛みで交通事故によるむち打ちでの痛みがあります。
練馬の平和台スポーツ接骨院では、交通事故の治療を対応しております。
もし、交通事故で首の痛みが気になる人が、お気軽にお問い合わせください。
※交通事故によるむち打ちでの首の痛みやこり⇒交通事故によるむち打ち治療について