肘の外側が痛いテニス肘とは?テニス肘について
テニス肘とは別名『上腕骨の外側上顆炎』と呼ばれています。
テニスをしている人の多くが経験したことがあると言われている。
肘の外側から手首の甲側についている筋肉に負担がかかり、肘の外側に痛みを感じます。
最近では、デスクワークでのお仕事が増えてパソコン作業でも起こると言われています。
スポーツをしていたり、日常生活での動作で肘に繰り返し筋肉が引っ張られて起こります。
治療期間ついても、個人差がある疾患です。
テニス肘の原因と症状
原因
テニスのバックハンドでのスイングの時に、何度も同じ動作を繰り返し起こると言われています。
上腕骨の外側上顆と言われているところに、いくつかの筋肉がついています。
その筋肉が手首の甲の方に向かってついています。
手首を反らしたり、手の指を反らした時に使う筋肉です。
この筋肉を使いすぎると、上腕骨の外側上顆の部分に繰り返し負担がかかり傷が出来て炎症し痛みとなります。
多くは、中指を反らすために使う筋肉の『短橈側手根伸筋』が原因を言われています。
そして、加齢による筋肉の柔軟性低下も原因としていわれています。
症状
●手首を反らすと肘の外側に痛み
●ドアノブを回すと肘が痛い
●物を把持して持ち上げると肘が痛い
●タオルを絞る動作で肘が痛い
●腕が重たくだるい(前腕の筋肉が硬い・凝っている)
●パソコンのキーボードを打つ時に肘が痛い
テニス肘とを放置すると
なにもしてなくじっとしていても痛みを感じたり(安静時痛)、物を掴むだけで痛い、肘の曲げ伸ばしで痛いなど、症状が悪化します。
さらに、肘の痛みを放置すると痛みが引き、良くなるまでに長期化することがあります。
検査方法
まず、問診、徒手検査をして痛みの原因を見つけます。
テニス肘の検査方法として、主に3つあります。
①ミドルフィンガーテスト(中指伸展テスト)
中指を抑えて、力を加えながら指を反らした時に、肘の外側に痛みを感じます。
②トムゼンテスト
手首を抑えて、力を加えながら手首を反らした時に、肘の外側に痛みを感じます。
③チェアーテスト
椅子を把持して、そのまま持ち上げた時に。肘の外側に痛みを感じます。
上記の3つの検査をしてテニス肘の可能性を考えます。
当接骨院の治療方法
練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院では、テニス肘の痛みに対して下記の流れで治療を行います。
痛みのある肘の外側の炎症部位に対しては、アイシングや電気治療、包帯で圧迫などして炎症を抑えます。
前腕の伸筋群が硬くなっているので、マッサージや超音波治療機器、ストレッチなどで筋緊張緩和をします。
施術後に必要に応じてテーピングをしたりして施術後にも肘の外側に負担がかからないようにします。
スポーツ用品店などに、打っているテニス肘用のサポーターも効果があります。
サポーターを肘の少し下の手首の方に付けます。
サポーターを付けることで上腕骨の外側上顆についている腱に負担が減り、痛みが緩和されます。
そして、テニス肘になってしまった根本原因を見つけ出します。
骨盤の歪み、姿勢の悪さ、体の使い方、柔軟性の低下、筋力不足など一人一人原因が違うためオリジナル検査を用いて根本の原因を探してから整体マッサージや矯正、ストレッチなどの施術を行います。
テニス肘以外にも、テニスでたくさん走ったりして起こるケガがあります。
すねに痛みが出るシンスプリントやふくらはぎ・太もも裏の肉離れで来院されている方も多くいらっしゃいます。
※肉離れについてはこちらからご覧ください⇒ふくらはぎや太もも裏に多い肉離れについて
※シンスプリントについてはこちらからご覧ください⇒すねが痛いシンスプリントについて