平和台スポーツ整骨院

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2021年6月1日

学生は要注意!シンスプリントについて解説します

こんにちは!

練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院です。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、部活が休みになったり、お仕事がリモートになったりと、

運動不足になってしまったという方は多いのではないでしょうか?

運動不足解消の目的で、最近ランニングやジョギングを新たに始めたという方が増えています。

慣れない運動をいきなり激しく行うことで、体に痛みが生じてしまうことも少なくありません。

今回は、スポーツをしている方なら一度は聞いたことがあるケガの

『シンスプリント』についてお話していきます。

ランニングやマラソンをしている最中、あるいはランニングの後にスネのあたりに痛みを感じたことはありますか?

もしかしたらそれはシンスプリントかも知れません。

ランニングなどのスポーツ障害の中でも特に発生頻度の高いシンスプリントは、非常に厄介なケガの一つとして有名です。

シンスプリントの症状、原因、治療法に加えて、よくシンスプリントと間違えてしまいやすい疲労骨折との見分け方をご紹介します。

学生やランナーの方はもちろん、最近ダイエット目的でランニングやジョギングを始めたという方もぜひチェックしてみてください!

【シンスプリントの症状】

シンスプリント

まずはシンスプリントの症状からご紹介していきます。

シンスプリントとは、別名『脛骨疲労性骨膜炎』とも呼ばれます。

脛骨というスネの骨の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。

運動中や運動後に、スネの内側(特に下半分)に痛みが出ることが多く、ズキズキとした痛みが特徴です。

歩いているとき、走っているときははもちろん、運動後などの安静時にも痛みが出る場合もあります。

【シンスプリントになる原因】

シンスプリント

シンスプリントになってしまう一番の原因は筋肉の使いすぎ(=過度な負担)です。

陸上競技やサッカー、バレーボール、バドミントンなどジャンプやダッシュが多いスポーツをしている方に多く、また大人よりも学生に多いとされています。

過度な運動によって、スネに付着している筋肉(ヒラメ筋・後脛骨筋)を使いすぎてしまい、

それらの筋肉が硬くなってしまうことによって、スネの骨の骨膜を強く引っ張ってしまい、シンスプリントを引き起こします。

それ以外にも、O脚やX脚などの骨盤・股関節の歪みや、足首の固さ、扁平足など、スネ以外に原因がある場合でも

シンスプリントを起こす可能性があります。

【シンスプリントの治療法】

シンスプリント

シンスプリントの治療法として一番有効なものは『休む』ということです。

筋肉の使いすぎや環境の変化によって炎症を起こした部位には、『休む』という治療が一番有効なのです。

『休む』という治療法以外に代表的な治療法として『RICE処置』が挙げられます。

RICE処置とは、シンスプリントや捻挫など、スポーツで起きるケガの治療として代表的な治療法です。

 

R(rest)・I(ising)・C(compression)・E(elevation)と、4つの治療法の頭文字をとって名付けられたRICE処置です。

日本語に訳すとそれぞれ安静・冷却・圧迫・挙上となっています。

スネの内側に炎症を起こし、ズキズキとした痛みがあるシンスプリントになってしまった場合は、

先程もご紹介した通りまずは休むこと、つまり『安静』です。

動かすことによって炎症や痛みを助長させてしまうため、部活や運動中に「シンスプリントになってしまった!」と感じたら、

ひとまず練習を中止しましょう。

程度によっては運動を続行できるケースもありますが、万が一重症だった場合、さらに悪化させてしまうケースもあります。

 

安静にした後に行ってほしい治療は『冷却』です。

冷却効果のある『アイシング』は、運動中にケガをしたことがある方なら一度は聞いたことあるのではないでしょうか?

シンスプリントになってしまうと、痛みのある部位に炎症が起き、患部が腫れてしまいます。

そのため、腫れをひかせる意味も込めてアイシングを行います。

アイシングには腫れをひかせる効果だけではなく、痛みを抑えてくれる効果もあるので必ず行っておきたい治療法です。

注意点としては、アイシングを長時間続けていると凍傷といって低温やけどの恐れがあるため、間隔をあけて行いましょう。

目安としては10分アイシングをして、10分間隔をあけて、再度アイシングを行う、といった流れで行うといいでしょう。

 

安静・冷却を行いつつ、さらに行ってほしい治療が残りの『圧迫』『挙上』です。

どちらも痛みを抑えたり、腫れをひかせる効果がありとても重要です。

圧迫は包帯やサポーター、ギブスなどで動きを制限しつつ、適度な圧迫を加えて固定します。

挙上は、痛みの出ているスネを心臓よりも高い位置に保つということで、主に休んでいるとき、寝るときに意識しておきたい治療法です。

歩くとき、スネを心臓の位置よりも高い位置に保つというのはほぼ無理に近いですよね…。

良い方法としては、バスタオルや布団をくるんで台を作り、その上に痛めた足を乗せて置くという方法です。

スネを心臓の位置よりも高く保つことによって、スネへ流れる血液の循環が良くなり、治るスピードが早くなります。

 

上記の治療法をまとめると、シンスプリントになってしまったらまずは安静にすること、そしてアイシングや圧迫、挙上など

できる限りのことを行い、痛みや腫れを最小限にとどめることで症状は順調に良くなっていきます。

さらに、電気治療や硬くなった筋肉を緩めることによって完全に治す、または再発を予防するといったこともとても重要になるため、

「シンスプリントになってしまったかも?」と思ったら、必ず接骨院などの専門の医療機関に行き、診察を受けるようにしましょう!

【シンスプリントとよく間違えやすいケガ】

最後に、番外編としてよくシンスプリントと間違えられるケガについてご紹介していきます。

ズバリ、シンスプリントとよく間違えられるケガは『疲労骨折』です。

疲労骨折の初期症状とシンスプリントの症状がよく似ており、痛みの出現する場所も同じことからよく間違えられてしまいます。

シンスプリントはもちろん、疲労骨折であっても初期のケースですとレントゲンに写らないためしばしばシンスプリントと誤診されてしまいます。

シンスプリントか疲労骨折かを見極めるには、専門家による検査のほかにMRIでの診断が可能です。

「シンスプリントだと思いこんでセルフケアを続けていたら実は疲労骨折だった…。」なんてこともよくあります。

先程もお伝えした通り、一番は専門家に診てもらうことが安心なので、もし痛みが出てしまった場合はなるべく早く

医療機関に行くように心がけましょう!

【まとめ】

シンスプリントの原因・症状・治療法に加えて、間違えやすいケガについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

特に学生に多いと言われているシンスプリントは、放置しておくと長期化したり、重症化してしまったりするとても厄介なケガです。

もしもシンスプリントのような症状がご自身、あるいはお子様に出現してしまったら、今回ご紹介した治療法を意識しつつ、

なるべくはやく接骨院や専門の医療機関に受診するようにしていきましょう。