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2023年10月27日

膝が痛い子どもに多いオスグット病とは?治療方法や予防方法などを解説

こんにちは。練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院です。

みなさんは『オスグット・シュラッター病』というものを聞いたことがありますか?

運動をしていて膝の前が痛みと訴えるお子さんはいませんか?

 

オスグットシュラッター病は、スポーツを活発に行っている10歳前後の子どもに多く発生する膝のケガのひとつです。

 

運動をしているお子様がいるご家庭の方であれば、オスグット・シュラッター病の名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

今回は、そんな膝の痛みの『オスグット・シュラッター病』についてご紹介していきます。

 

膝が痛い」と訴えているお子様がご家庭にいるという方は、ぜひチェックしてみてください。

シンスプリント

オスグットシュラッター病とは?

まずはじめに、オスグットシュラッター病がどのような膝のケガなのかについてご紹介していきます。

オスグットシュラッター病とは、膝に痛みが生じるケガのことで『膝のお皿のすぐ下のところ』に痛みが出現します。

 

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と言われている太ももの前を通っている筋肉が、膝の関節をまたいでお皿のすぐ下に位置する脛骨粗面(けいこつそめん)というすねの骨に付着します。

 

成長期の子どもの骨が成長し、骨の長さが長くなるのに対して筋肉の成長や柔軟性が追いつかず、脛骨粗面に牽引力(骨を引っ張る力)が働いてしまい、脛骨粗面に痛みが発生します。

 

上記でもご紹介したように、オスグットシュラッター病はスポーツを活発に行っている10歳前後の子どもに多く発生する膝のケガです。

小学生に多くみられ、幼少期や高校生には見ることは少ない膝のケガです。

以前にご紹介したすねの痛みを感じるシンスプリントと同様、成長痛とよく間違われやすい膝のケガなので注意が必要です。

※シンスプリントについての詳細は、すねが痛いシンスプリントとは?治療期間やアイシングの方法も解説からご覧いただけます。

オスグットシュラッター病の原因

10歳前後の子どもによくみられると言われているオスグットシュラッター病ですが、具体的には以下のような原因で膝に痛みを発生することが多いです。

  • 柔軟性低下

  • 骨盤のゆがみ

  • 身体の使い方

  • 過度な練習量

オスグットシュラッター病の膝の痛みの原因のほとんどが柔軟性の低下が原因で起こります。

 

それ以外にも、ご紹介した過度な練習量というのも、練習量に耐えきれなくなり、疲労の溜まって硬くなってしまった大腿四頭筋が脛骨粗面を牽引してしまい発生するため、結果としては柔軟性の低下が原因となります。

 

さらに、骨盤のゆがみがあったり、身体の使い方が上手に出来ていないと、同じところに負担がかかりオスグットシュラッター病になります。

オスグットシュラッター病の主な症状

次に、オスグットシュラッター病の主な症状をご紹介していきます。

オスグットシュラッター病の場合、以下の症状が出る可能性があります。

  • 運動時に膝の前が痛い

  • 膝の前を押すと痛い

  • 膝を曲げると痛い

  • 膝のお皿の下の腫れ

オスグットシュラッター病の場合、脛骨粗面(膝のお皿の下)に痛み、腫れが現れます。

 

オスグットシュラッター病の初期では、我慢すれば運動を続けられる程度の膝の痛みのため、我慢して運動を続けてしまい、症状が悪化してしまうことが多くみられます。

 

膝の痛みが練習後だけでなく、練習中や日常生活中にも感じるようであれば運動をすぐに中止して練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院にご相談ください。

 

オスグットシュラッター病になった時の対策と予防

オスグットシュラッター病の膝の痛みの原因や症状についてご紹介しました。

次にオスグットシュラッター病になってしまった場合の治療方法と予防法などの対処法についてご紹介していきます。

アイシングの氷嚢

ケガの応急処置で大切なRICE処置を行いましょう。

安静・アイシング・圧迫・高く上げるです。

※RICE処置についての詳細は、 突然、ケガしたときの応急処置のRICES処置の方法についてからご覧いただけます。

 

運動を中止する

オスグットシュラッター病になってしまった際の1番の治療方法は、安静にするために運動を中止するということです。

硬くなってしまった太ももの筋肉を使い続けることで膝の痛みが発生しているため、激しい運動を中止すれば膝の痛みは一時的に落ち着きます。

 

運動を中止して早めに練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院にご連絡ください。

膝の痛みを確認して、適切な治療方法やセルフケアをお伝え致します。

 

運動中・後のケアは欠かさずに行う

上記でご紹介したように、運動を中止することが出来るのであれば中止して安静にするのが1番理想的です。

しかし、膝の痛みが軽度の場合や、どうしても練習や試合に出なければいけないという状況も十分に考えられますよね。

 

そのような時は、運動中・後のケアが必須となります。

運動中はテーピング膝のサポーターを使用し、膝の関節や原因となる大腿四頭筋や脛骨粗面の負担を減らすことです。

オスグットシュラッター病専用のサポーターがあり、接骨院や病院、最近ではドラッグストアでも見かけることもあるのですぐに手に入ります。

練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院でもサポーターやテーピングのご用意をしておりますので、必要があれば使い方や貼り方などをお伝えします。

 

サポーターやテーピングをつけることで脛骨粗面への負担を減らすことができます。

ですので、サポーターをつけていれば運動が可能になる場合があります。

 

しかし、これはオスグットシュラッター病が治ったというわけではありません。一時的に膝にかかる負担を減らしているだけであり、大腿四頭筋の柔軟性が良くなったわけではありません。

 

そのため、運動を続ける場合は、運動後に膝の前を冷やして、硬くなった大腿四頭筋のストレッチやマッサージを行います。

練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院では、電気治療やマッサージ、ストレッチ、テーピングなどを行い、痛みを抑えながら、筋肉の固さをとれるように治療していきます。

 

まとめ

オスグットシュラッター病の原因や症状、治療方法、対策、予防方法についてご紹介しましたが、参考になりましたか?

現在の日本では、運動している10歳前後の子どもたちの5人に1人はオスグットシュラッター病だと言われています。

 

膝の痛みを感じたら早期にケアすることが早期の回復、運動への早期復帰への最大の近道です。

練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院では、治療期間を短く早期回復に向けて治療はこのように行います。

 

痛みのある膝の前に、電気治療やアイシング、温めるなどして疼痛緩和の治療を行い、原因の太ももの前の筋肉の大腿四頭筋の硬さを電気やマッサージやストレッチで緩めます。

 

さらに、お一人お一人のお身体の状態をみて、姿勢や骨盤のゆがみ、筋肉の柔軟性の低下に対してオリジナル矯正や、筋力トレーニングなどを行います。

 

運動を続けて人には、膝のテーピングやサポーターなどの処置をして、自宅で電気治療の出来る機器をレンタルしてご自宅で使っていただき治療期間をさらに短縮出来るよう目指

 

もしも、子どもの膝の痛みを診させていただいた時に、整形外科で診ていただいたほうがいい状態であれば膝のケガに詳しい整形外科さんのご紹介もしております。

 

その他、スポーツによる痛みや症状があれば練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院にお任せください。