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2022年7月8日

バスケットボール中に多いケガと治療から予防について

こんにちは。

練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院です。

今回は、バスケットボールに多いケガ原因と症状についてお話をします。

バスケットボールは、学校で体育の授業などもあり一度はやったことのあるスポーツでしょう。

 

バスケットボール中に、ケガをした時にご自身で出来る応急処置とその後の治療についてご説明します。

現在、バスケットボールをしていてケガをしてそのまま放置をしている人などは是非一度この記事を見てください。

 

バスケットボール中に起こりやすケガについて

走るとすねが痛いシンスプリント

まず、バスケットボール中にケガが起こりやすい理由としてこのようなことが考えられます。

バスケットボールは、走ったり、飛んだり、相手とぶつかったりします。

 

そして、切り返し動作が多くダッシュしたり走り続けたりするので疲労も溜まりやすく足にかかる負担が多いスポーツです。

さらに、ボールを使うため足以外にも手をケガしたりすることが多いです。

 

バスケットボール中に起こりやすいケガは、足首の捻挫・突き指・膝の靭帯損傷や半月板損傷・足の甲や腰の疲労骨折(腰椎分離症)・肉離れ(ふとももやふくらはぎ)があります。

 

膝のケガで起こりやすい損傷として前十字靭帯損傷・後十字靭帯損傷・内側側副靭帯損傷・外側側副靭帯損傷・半月板損傷があります。

 

小学生や中学生のお子さんに多く見られるケガとして膝の痛みや踵の痛みがあるオスグット病シーバー病などがあります。

ケガの種類によっては、一度ケガをすると繰り返し起こる人がいます。

 

その理由として一度ケガをしたときに痛みを感じなくなっただけで痛みが出ていた根本の原因が解決していないからです。

その原因は、主に体の使い方が悪かったり、筋力の低下、柔軟性の低下が考えられます。

 

ケガの種類について

①バスケットボール中に良くみられるのが足首の捻挫

ジャンプをして着地をした時に相手の足を踏んでしまい捻ったり、走っていて切り替えそうとした時にバランスを崩して、足首を捻って(ひねって)起こることが多いです。

②バスケットボール中に、ボールを扱い突き指

バスケットボール中でドリブルをしているとき、相手のボールを取ろうとしたとき、ボールをキャッチをした時などに失敗して手の指を突き指される人が多いスポーツです。

 

③バスケットボールでは走ったりすることが多く、足の甲や脛(すね)に痛み

足のすねが痛くなるシンスプリントと言われるケガですが悪化すると疲労骨折していることがあります。

足の甲の同じく痛みが長く続いていると疲労骨折までしていることがあります。

※シンスプリントについて詳しくはこちらをご覧ください⇒すねが痛いシンスプリントとは?

 

疲労骨折は何度も繰り返し外力が加わって起こる骨折です。

もし、疲労骨折していた場合は、しっかり治るまで長期間運動を休むことになります。

 

④中学生や小学生に多く見られる膝に痛みを感じるオスグット・シュラター病

スポーツをしている学生に多くみられる膝のお皿の下のところでの痛みです。10歳から15歳前後の男子に多く見られます。

オスグット・シュラター病とは、膝のお皿の下に出っ張りがあり脛骨粗面(けいこつそめん)と言われる部位に痛みが起こります。

お子さんの成長と運動量が増えることが原因で起こります。

 

オスグット病は、運動後に膝に痛みが出ることが多く、症状がひどくなると運動中や運動前、なにもしていない安静時にも痛みを感じます。

⑤腰の疲労骨折(腰椎分離症)

腰椎分離症(ようついぶんりしょう)は、バスケットボールをしている学生が腰に負担がかかり腰の骨がヒビが入ったり、折れたりします。

ジャンプや、ダッシュ、切り返し時に腰を反らしたり、捻ったりする動作を繰り返すことで腰椎分離症(ようついぶんりしょう)になる場合が多いです。

 

腰椎分離症は、腰の痛みでそのまま運動が出来る人も多いので2週間以上腰痛が続くようでしたら、一度、練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院にご連絡ください。

バスケットボールでケガをした時の応急処置と治療方法

バスケットボール中にケガをしたときの応急処置ですが、この応急処置はどのスポーツでも言えることです。

ケガした時には、RICE(S)処置が大切と言われています。

RICE処置は、次の4つの頭文字をとっていわれています。

安静・アイシング・圧迫・心臓より高くする。の頭文字をとって呼ばれています。

 

※RICE処置について詳しくはこちらをご覧ください⇒応急処置のRICE処置

シンスプリント

 

また、バスケットボール中にケガをしないための予防として、筋肉が硬いと肉離れなどを起こしたりします。

柔軟性の低下で体に局所的負担がかかり疲労骨折や捻挫、靭帯損傷のケガに繋がります。

 

ですので、お風呂上りや練習後にストレッチをして柔軟性を高めましょう。

ストレッチをすることで、筋肉の硬さがほぐれて、関節や柔らかくなり柔軟性が上がります。

 

ストレッチで体をほぐれて血流が良くなり疲労回復にもなります。

 

ただ、ケガをして痛みが強い場合や痛いところや、熱くなっていたり赤く腫れていたら炎症が起こっている可能性があるので、RICE処置をしてマッサージやストレッチはしないようにしてください。

 

筋力の低下についてですが、お尻や体幹の筋力が低下している人が多くいます。

 

体幹部の筋力が低下しているとバスケットボール中に疲れてくると踏ん張れなくなったり、バランスを崩したりしてケガに繋がります。

 

ご自身の運動量に耐えられる筋力をつけて、一カ所に負担がかからないように筋力をつけてバランスを良くしましょう。

 

まとめ

医師による同日通院の許可

バスケットボール中に起こるケガやその時の応急処置、予防についていかがでしょうか。

バスケットボールをしているとケガは起こります。

 

もし、ケガをしてしまった時の応急処置を知っているだけでも競技復帰までが全然違います。

ですので、ケガをしたときは応急処置のRICE処置をしましょう。

 

そして、ケガをしないためには、トレーニングして筋力アップやストレッチをして柔軟性のアップをして再発予防をしましょう。

 

バスケットボール中にケガをしないで、楽しく出来るようにストレッチやトレーニングを頑張ってください。