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2022年5月20日

日常生活で起きる膝痛に関わる質問に対してQ&A方式でお答えをします。

こんにちは。

練馬区の平和台スポーツ接骨院・鍼灸院です。

みなさんは、膝が痛いと感じたことはありますか?

子供からお年寄りまでさまざまな理由で膝を痛めてしまう方はとても多い印象です。

そこで今回は、一般の方から寄せられた日常生活で起きる膝痛に関わる質問に対して、Q&A方式でお答えをします。

膝痛でお悩みの方、また周りに腰痛で悩んでいる方がおられる方はぜひこの記事を参考にしてください。

Q1 膝の痛みにはどのような種類があるのですか?

膝の痛みは、大きく分けて2種類に分けられます。

スポーツなど激しい動きの中で起こる外傷性の痛みと、日常生活の中のクセや生活習慣が原因で起こる痛みです。

前者は明確な原因があり、炎症症状が起こるのが特徴です。

後者は慢性症状のものが多く、炎症症状は基本的にはありません。

また、まれに痛風や血友病など、内科疾患の可能性もあります。

Q2 運動中に膝を痛めてしまったのですが、どうしたら良いですか?

運動中に膝を痛めてしまった場合、患部に炎症症状が起きているケースが多いです。

膝関節周辺の筋肉、靭帯、その他の組織を痛めている可能性が高いです。

あまり動かさず、氷水や保冷剤、湿布などで患部をアイシングし、速やかに接骨院へ行きましょう。

Q3 数年おきに膝が痛くなるのですが、何でですか?

数年おき、毎回同じ時期に膝痛になってしまうことを考えると、何らかの生活習慣が原因かと思われます。

気温による体温の変化、気圧による関節の内圧の変化など、さまざまな原因が考えられます。

自分自身で原因を探すのは大変難しいため、一度整骨院や病院などの医療機関を受診することをおすすめします。

Q4 太っているのは膝痛の原因になりますか?

はい。膝の痛みの原因になります。

急に体重が増えてしまうと、体の重みに膝関節が耐えきれなくなってしまいます。

膝の関節に痛みが生じたり、歪みが発生してしまう原因となります。

適度な運動ももちろん重要ですが、太らないための食生活なども膝痛予防になりますので頭に入れておきましょう。

Q5 膝が痛いです。レントゲンを撮ったほうが良いですか?

レントゲンでは骨折、脱臼など骨の異常を確かめるには有効です。

運動中に痛めてしまったり、何らかの外力が加わって膝を痛めてしまった際にはレントゲン撮影は有効です。

しかし、レントゲン撮影では筋肉、靭帯などの組織の状態を確かめることは難しいです。

ですので、レントゲンで異常がなかったからといって安心してはいけません。

その場合は徒手検査やCT撮影、MRIの検査も行うことをおすすめします。

Q6 接骨院での電気治療は膝の痛みに効きますか?

電気治療には鎮痛効果、血流促進効果などがあります。

痛みの強い時や、筋肉が硬くなったことによって起こる症状の際は電気治療はとても効果的です。

Q7 部活中に膝を痛め、靭帯損傷と診断されました。

接骨院で治療はしてもらえますか?

はい、もちろん可能です。

スポーツなどで靭帯を痛めてしまった場合は患部に炎症症状が起こる場合がほとんどです。

基本的にはRICE処置を行うことがベストな治療法となります。

RICE処置とはそれぞれの治療法の頭文字を取った名前で、それぞれR(安静)I(冷却)C(圧迫)E(挙上)となっています。

腫れを引かせるためにアイシング、包帯での圧迫を加え、なるべく患部を心臓よりも高い位置に保ち、とにかく安静にすることが一番の治療となります。

これに加えて電気治療などを行うことで治癒を促進させることも可能です。

当院では、早期回復を目指して自宅で出来る電気治療機器の貸し出しも行っております。

症状によっては、テーピングの処置をして運動のサポートも行っておりますので、大会が近い、練習を休みたくない、少しでも痛みを緩和させたいなどご希望がありましたら一度ご連絡ください。

Q8 半月板損傷とはどのような怪我ですか?

半月板とは、膝関節の中にあり、骨と骨がぶつかるのを防いでくれるクッション材のような役割をしてくれる軟部組織です。

この半月板は、ジャンプやダッシュなどの激しいスポーツをしている方が多く痛めてしまう部位です。

膝へ激しい衝撃が加わった際、半月板が骨と骨によって挟まれてしまったり、引き伸ばされることによって損傷してしまいます。

重症な場合ですと手術の適用になりますが、多くの場合で保存療法が適用されます。

上記でもご紹介したようなRICE処置を行うことで症状は改善していきます。

Q9 膝に水が溜まってしまいます。痛みを伴うのですが、解決方法は何でしょうか?

膝に水が溜まってしまっている場合、まず注射で水を抜くという方法が選択されます。

病院に行けばすぐに注射をしてくれて、すぐに痛みは治まります。

しかし、水が溜まった原因が解決したわけではないため、数週間、数カ月後には再び水は溜まってしまうでしょう。

根本的な解決を望んでいる方は、接骨院にて水が溜まっている原因を探りましょう。

Q10 整形外科では湿布しかもらえませんでした。接骨院では治療は可能でしょうか?

はい、もちろん可能です。

湿布や飲み薬はもちろん痛み止めとしてその場の痛みを瞬時にやわらげてくれる効果があります。

しかし、根本的な治療とは言えず、薬の効果が切れてしまうと痛みは再び襲ってきます。

根本的な治療を希望している方は、整骨院を受診しストレッチやエクササイズ、マッサージ、電気治療などから適切な治療法を選んでもらいましょう。